高橋優との出会いについてそして今も好きな理由
タイトルの通り、僕は高橋優というアーティストを陰ながら応援しています。
今もなおCDは予約して買いますし、最新アルバムの「PERSONALITY」が発売されて、今聴き込んでいるところなんですが、やっぱりいいアルバムなんですよ‥‥‥‥。
あまり、語る場面がないし、こんなブログ誰が読むねんと思いながらも、少し思い返したらより好きになれるかもという期待を込めて、ちょっと出会いからなんで好きになったのか振り返ってみたいなーなんて。
①一番最初に知ったのは
これは今でも覚えてる。ミュージックステーションに初出場したんですたしかもう10年前くらい。僕は受験期の高校三年生でした。
この時代ってまだ興味がないアーティストしかいなくても、習慣的に音楽番組を見ることがまだ身についていた時代だったなあと今さら思うんですが、このときに初出演で完全なルーキー枠で出演されてました。
ここでの紹介されたワード「リアルタイムシンガーソングライター」これがキャッチコピーとして紹介されて、前田敦子主演のドラマ主題歌として「ほんとのきもち」が披露されました。
最初にみた僕の感想は、「なんだこのかんたんなワードばっか並べてる感じは・・・・」って絶句したのを覚えてます。
ほんとうにそのまま考えたことを歌詞にして歌っているんだって。
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階段の片隅に座りうずくまるあの人に何があったんだろう?
一体何を見て来たんだろう?
人混みの中で睨み合う男女の間に何が起こったの?
一体どんな事情があったんだろう?
いつか僕を呼び出した先生が怒鳴ってたその真意はどんなだったろう?
一体僕は何をしたんだろう?
目の前で満面の笑みを浮かべて握手してるこの人は誰だろう?
僕は今どこで何をしてんだろう?
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最初に聴いたときの衝撃、そしてこんなありのままの歌詞、まじかって。
当時の浅はかな自分は、好きになれないなってところから出会いがスタートしました。(なぜかはいまでも思い出せません。なんか変なこだわりでもあったんでしょう。たぶんスピッツとか聴いてたから、一聴で理解できる歌詞なんて・・・みたいな変な考えが邪魔してたんでしょう)
この時はこの番組が終わったら別に曲を聴くわけでもなく、頭の中からは綺麗にすり抜けたわけなんですが、じゃあなぜ好きになったんだろうというと。。。。
②バクマンでの出会い
僕が次に高橋優を認識するのは、バクマンのEDでした。2011年冬クールかな。
最初に聞いた瞬間に、あっ、あの時のリアルタイムシンガーソングライターって想起するのは簡単でした。
しかし、前のイメージがこびりついていた自分は、数週間くらいは綺麗に聞き流していたんですが、ふと聴いていたら曲に慣れてきて、歌詞も少し聴きとれるようになるんです。そしたらその歌詞が、、、、、
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どうして僕だけがこんなに辛いのかといつも思ってた
周りの人ばかり幸せそうに見えた
だけど君と話したら少しだけだけど気が楽になった
似たようなことを打ち明けてくれたからかな
顔の見えない現実がときに怪物のように
僕らの志を潰そうと押し寄せてくるけれど
出会えて良かったと心から言える 人が少しずつ増えてく
その温もりを噛み締めながら
支え合ったり卑屈をぶつけ合ったり 独りじゃ辿り着けない場所に
僕らは今きっと赴いている途中
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めちゃくちゃ良いじゃんか!!!!!ってもう手のひらクルクルでした。
大学受験の結果が芳しくなかったのもあって、周りが有名大学に合格していく様をみて幸せそうにみえていたこともあったし、高校時代の友人にいろいろ悩みとか聴いてもらったり聴いたりっていった環境下にいた自分にとっては、なんでこんな俺のこと歌ってくれてんだって思い込みを綺麗に飲み込んで、いつの間にか興味を持ち始めることになりました。
そしてやってきます、東日本大震災。これは高橋優を語るうえで絶対必要かなと。
私が住んでいた地域は、震度5強程度で済み、建物損傷とかはなかったのですが、計画停電地域に該当したり、水道は止まったり、否応なしに後天的被害に頭を悩ませていたんですが、そのときFMラジオをきっかけに彼の代表曲といえる楽曲が流れ始めます。
「世界の共通言語は英語じゃなくて、笑顔」
このパワーワード感がすごかった。この福笑いに関しても、上記の現実と同じCDに収録されていたため、とにかくこの二曲をリピートして元気をもらっていたのを思い出します。
③好きになった瞬間
そんな中、僕が決定的に高橋優を好きにならざるを得なかった名盤が発売されました。
1stアルバムが満を持して発売されました。まだどんな曲を書いているのか知らずの僕はレンタルで済まして、曲を聴き込んでいきました。
メロディ先行で聴くことが多い自分は、歌詞なんて大抵聞き流して、徐々に聴きならして歌詞を理解していくことが多いので、ほぼメロディの良さで決める癖があります。
その中でこの曲にぐっとつかまされてしまったのがこの曲
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色とりどりの気持ちたちを 傷だらけのギターにのせて
キザな言葉も言えないけど 唄うことしか出来ないけど
いつでも知っていて このメロディは 君に奏でた想い
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この歌詞すっと曲を聴きながら頭の中に入ってきたんです。
ピアノの美しいメロディと、ストリングスの中に優さんの歌詞が直に頭に入ってきて、この曲から起点にしてほかのアルバム曲を聴いていったことを思い出します。
歌詞を全部聞くと、何か事情があって疎遠になることがわかりますが、未練たらたらな優さんはちょくちょく現れます笑
ほかにもこんな曲
コンビニにいったら、焼きたらこおにぎりが売り切れてるから、仕方なくサンドイッチ買って、コンビニ出ようとしたら、すれ違う子供がいたから、去り際にドアを押さえたら、お母さんからありがとうって微笑まれていい気分になったぜ。って歌なんですが、
毎日のよくありそうな出来事を、うまく切り取ってコミカルに歌っている曲で、最初聴いたときは何だこの曲、サンドイッチ買ってるだけの歌やんけ!って面白おかしく聴いてたんですが、今では本当に名曲だと思ってます。アコギとピアニカのみのシンプルな曲構成もとても良いです。
2020/11/1 21:30 つかれた。この後はなんで今まで聞いてるのかちゃんと曲をもとに紹介したいですね‥‥‥‥